top of page

老化を防止する食材パート2

真っ赤なトマト  ーカロテンの2倍の「抗酸化力」ー


トマト、老化防止

かつて、「柿の実が赤くなると、医者が青くなる」といわれました。 これは柿にはさまざまな有効成分があり、柿を食べれば医者がいらないという昔の言い伝えです。実際に「赤い食べもの」には、さまざまな注目の有効成分が含まれています。 その中で特に老化防止に力を発揮するのがトマト。 それはトマトを赤くする「リコピン」成分のためです。 このリコピンには体のサビを防止する強力な力があることがわかりました。 また、がんを撃退する作用もあります。 このほかにも、トマトにはたくさんの有効成分があります。 たとえば、カリウム。これは体内の余分な塩分を排せつする働きがあるので、 高血圧の予防に効果があります。 また、ポリフェノールの一種である「ケルセチン」。 これは毛細血管を強くし、動脈硬化を予防します。 この成分はブロッコリーやタマネギにも含まれています。 最近、このケルセチンに長寿遺伝子を活性化する作用があることがハーバード大学の研究で明らかになり、注目されています。 また、血液をサラサラにするといわれる「ピラジン」という香り成分。 これはパセリ、ニラ、タマネギ、セロリ、ホウレンソウに含まれていて、同じく動脈硬化の予防に有効です。 生のトマトだけでなく、トマトを濃縮したトマトピューレやトマトペーストなども使うとリコピンの量をより多く摂ることができ、料理のバリエーションも増えるので一石二鳥です。 トマトはこのように、生食やジュースだけでなく、加熱しても老化防止効果が得られるスーパー野菜のひとつです。

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page