栄養価の点で有機食品がいかに体にいいか考えてみます。
その前に、有機食品とは?有機=オーガニックは一緒になります。
「化学的に合成された肥料及び農薬を避けることを基本として、播種または植付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年前)の間、堆肥等による土づくりを行ったほ場において生産された農産物」となっています。
日本のJAS法では、有機農産物と有機農産物加工食品を「オーガニック」として表示(販売)する場合、生産者や加工業者は、登録認定機関の検査・認証を受け、有機JASマークを付けることが義務付けられています。
『ジャーナル・オブ・アプライドニュートリション』(Journal of Applied Nutrition)に発表された研究論文では、2年間にわたって、りんご、ナシ、ジャガイモ、小麦、トウモロコシを有機栽培したものと、従来の方法で栽培したものそれぞれに含まれる、ミネラル含有量が比較、分析されました。
その結果、有機栽培したものの方が、それぞれ次のように高い値を示しました。
カルシウム含有量は63%
鉄分は73%、マグネシウムは118%
モリブデンは178%
リンは91%
カリウムは125%
亜鉛は60%
このように大きく栄養価が、異なってきます。
さらに、有機食品の場合、良い土壌で作られることによる、微生物が
腸内細菌を良くしてくれます。
有機食品は最も健康に良い食品と言われています。
土壌について
これは米国での報告になりますが。
米議会上院が国内の土壌の質の劣化についての調査を行ったとき、
次のような報告がなされました。
『食物について危機的な事実が明らかになり。
果物、野菜、穀物などは、必要な栄養素をもはや十分含んでいない
広大な土地で育てられていて、そのため、そうした農産物をどんなに食べたとしても、
我々は栄養不足に陥ってしまう。』
この報告書がでたのは1936年のことだそうです。
米国農務省は、1999年までの50年間で、 48種類の野菜と果物について、タンパク質、 カルシウム、リン、鉄、ビタミンB2および ビタミンCの含有量が『確実に低下』したことを明らかにしました。 12種類の新鮮な野菜(例えばブロッコリー、 キャベツ、ニンジン、タマネギ、クレソン、 ケールなど)において、 カルシウムの平均値は 27%低下、ビタミンCは30%低下した。 この低下は非常に大きく。 例えば私たちの祖父母がたった一つのオレンジを食べて 得たのと同じ量のビタミンCを得るには、 私たち自身は八つのオレンジを食べなければならない。 今日の土壌に含まれるミネラルの量は、 百年前に比べ85%も少なくなっているそうです。 こういった、ことからも有機食品を選び、食べることは 大きな意味があります。 #平塚市 #パーソナルジム #パーソナルジムLifeB #有機食品 #有機農産物 #健康
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